雪国で最近多い無落雪屋根。
三角屋根と違って雪が落ちる事がないので無落雪屋根と言われていますが、雪が落ちない無落雪屋根だからこそ、定期的にメンテナンスする必要があるのです。
無落雪屋根こそ定期的に塗装すべき
住宅は常に雨や風にさらされており、雪国では雪にもさらされます。
そして住宅で一番ダメージを受けるのが屋根です。
屋根が受けるダメージとしては、
- 太陽による紫外線ダメージ
- 雨による雨水のダメージ
- 雪による雪の重みや氷によるダメージ
屋根は外壁に比べて環境ダメージをダイレクトに受けます。
特に雪が降ると、無落雪屋根は春まで雪が融けないまま、どんどん雪が屋根の上に積もるので屋根がこんもり雪まみれになる。
雪の重みは家全体に負荷がかかるため、たまには雪下ろしもした方が良いのですが、危険ですし、難しい場合もあるでしょう。
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定期的に塗装する事で水や雪がダクトに流れやすくなる
屋根のダメージを放置しておくと、塗膜が劣化し、サビとなり最悪の場合は穴が開いて雨漏りする場合もあります。
塗膜が劣化すると屋根の水がダクトに流れにくくなり、屋根がいつも水たまりになる、という事もあるのです。
そうなると上記のようにサビが発生しやすくなるのです。
しかし、定期的にメンテナンスする事によって新しい塗膜は水や汚れをはじくので、雨が降っても流れがよく、ダクトに落ちるので乾くのも早いです。
もちろん雪が降っても気温が上がれば融けてその分ダクトに流れ落ちるのも早くなりますし、特に春先の雪融けシーズンもより早く雪が融けたり、ダクトに流れ落ちるので家にかかる重みの負担も抑えられます。
無落雪屋根の塗装は比較的安い?
三角屋根の家に比べると、屋根が平面なので塗装を依頼しても職人さんは安全帯などが必要なく作業できますし、常に平面なので作業も早いのです。
家の外壁にタラップ(はしご)があったり、家の中から屋根に行ける場合は「足場」を必要としないので足場代が浮きます。
足場だけでも15万円~20万円かかりますから、これだけでも十分お得です。
屋根塗装をするのであれば外壁塗装も一緒に行うのがトータルコスト面や家の事を考えてもベストですが、無落雪屋根だけをまず塗装するというのも家を長持ちさせる一つの方法として行うのは良いメンテナンスの仕方でもあります。
無落雪屋根で、足場を必要としない場合は、
- 高圧洗浄
- ケレン(目荒らし)
- 下塗り
- 上塗り
という施工の流れが一般的なので、金額もかなり抑えられると思います。
職人の人件費の平均がが15,000円×4日=60,000円
下塗りの塗料がだいたい高くても20,000円
上塗りの塗料も同じく高くても20,000円
なのでざっくり見積もりしても10万円前後で無落雪屋根の塗装は可能でしょう。
塗装業者によっては新たに塗料を仕入れなくても、在庫の塗料で塗装してくれる場合もありますから、無落雪屋根の面積分を計算して見積もりを作成してくれる場合があるので、10万円以下になる事も十分可能だと思います。
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